2018/04/01

3月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:788
ナイス数:32

晩年様式集 イン・レイト・スタイル晩年様式集 イン・レイト・スタイル感想
--しかし今度の「フクシマ」で政府や保安院が、東京電力はもとより、記者会見のたびに繰り返した「想定外」という言葉のせいだ。--「想定外」という言葉を見ると、それがなにやら大きい威力のものと響いてね。被害を少なくする手だてはあったのじゃないかという生き残りの声は、「想定外」の大暗黒に吸い込まれるようだった。---私は生き直すことができない。しかし、私らは生き直すことができる。アカリ君に従って、「元気を出して、しっかり死にましょう。」
読了日:03月13日 著者:大江 健三郎
M/Tと森のフシギの物語 (岩波文庫)M/Tと森のフシギの物語 (岩波文庫)感想
ノーベル賞対象作のひとつ。四国の山奥の独立国!が、幕府や日本政府の侵略や征服から逃れようと闘い続けたひとびとの物語を、Kちゃんが、彼の祖母の語りーなかったこともあったとするようなーを、語り継ぐ・・・「森のフシギ」とは?

読了日:03月07日 著者:大江 健三郎

読書メーター

2018/03/01

2月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1174
ナイス数:24

ゆるやかな絆 (講談社文庫)ゆるやかな絆 (講談社文庫)感想
「-いつまでも子供のような光がいることでおたがいに緊密に結びつく状態の永く続いた関係を、ここらでもっとゆるやかな絆によって結ばれるものにしたい、-」誇り高い柴犬ベーコンが印象的!おゆうさんが描く動物が素晴らしい!
/むかしむかし、結婚したての2つばかり年上の女ともだちは、「ちょっと生々しいわね」と、-貸してあげた、「個人的な体験」を読後にー言った・・・
読了日:02月15日 著者:大江 健三郎,大江 ゆかり
恢復する家族 (講談社文庫)恢復する家族 (講談社文庫)感想
「それはただ、このようにある、ということができるだけだ、と思う」作者の息子であり、知的障害者である長男とのー日々の困難なことが多いー生活が、恢復する方向に向かうことを当たり前のように思う、習慣化できるようになっていく家族がここにある。おゆうさんの挿絵も素敵です。
読了日:02月12日 著者:大江 健三郎,大江 ゆかり
取り替え子 (講談社文庫)取り替え子 (講談社文庫)感想
千樫はいう「あなたも、もう人生の時間は残り少ないのですから、ウソをいわず正直に生きて、その通りに書くこともして・・」/吾良はいう「君がアレを小説家として生きてきたしめくくりの仕事にするつもりになったとして、きみひとりにやらせてはおかない、ということ/母はいいました「あなたが私から生まれて、いままでに見たり聞いたりしたこと、読んだこと、自分でしてきたこと、それを全部新しいあなたに話してあげます。それから、いまのあなたの知っている言葉を、新しいあなたも話すことになるのだから、ふたりの子供はすっかり同じですよ」
読了日:02月08日 著者:大江 健三郎
河馬に噛まれる (文春文庫)河馬に噛まれる (文春文庫)感想
ウガンダで河馬に噛まれた青年は、左派赤軍リンチ事件の当事者のひとりであり、作者Оの昔の知り合いの女性の息子だった!-ほそみさんは、革命家になんかなりたくないし、こんなことで腰をぬかしてもいられないといいかえし、ズボンをずらせた報道写真家の股座や腿をさんざん膝蹴りしてやった。/タカチャン曰く「ここには希望が歌われているよ、Kちゃん。・・・」晩年のタカチャン「私はお会いできませんが!どなた様でしょうかなあ?」/タケチャンは、癌で死亡した。/そうして、「河馬の勇士」も自分も、「この項つづく」としたいのだと。
読了日:02月02日 著者:大江 健三郎

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2018/02/01

1月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:2387
ナイス数:25

洪水はわが魂に及び (下) (新潮文庫)洪水はわが魂に及び (下) (新潮文庫)感想
多麻吉は言う「-「自由航海団」は、もともと自由な集まりだからな。誰がどのように理屈をつけて脱落しても自由なんだよ。-」/喬木は言う「われわれはおまえたちと同じ地上で滅亡するのが嫌だから、海に出るだけだ」/ーここへ出動してきて一日中暑さを我慢した機動隊員が、おれはもういやだ、あいつと船で出かけたいと思うことは、おおいにありうるなあ、と勇魚は言った。そうして、鯨と樹木の代理人を僭称してきた勇魚は、訪れる死を前にして「すべてよし!」と挨拶を送った・・・
読了日:01月29日 著者:大江 健三郎
洪水はわが魂に及び (上) (新潮文庫)洪水はわが魂に及び (上) (新潮文庫)感想
鯨と樹木のための代理人、大木勇魚とその息子ジンの物語。「自由航海団」のひとり、伊奈子(蝗)は言う。「オジサン、オ※※コ一発ヤッテミマショウヨ!」勇魚は言う。「人間も鯨も含めて、この地球上の大陸と海洋のすべての哺乳類が死滅してしまって、樹林も枯れつくして、そして「次の者」がやってくる日のことを考えているんだよ、」多麻吉は言う「すべての自動車が、すべての人間のものになれば、要件でどこかへ行く車はあっても、それは目的地に置きざりにされるわけだからね。理想的にいけば、道路を走る車は二分の一になるよ。」彼らの運命は?
読了日:01月26日 著者:大江 健三郎
新潮世界文学 25 ロマン・ロラン 2新潮世界文学 25 ロマン・ロラン 2感想
なつかしいアントワネットの弟オリヴィエとの同居生活。ペレニー伯爵夫妻の庇護を受け、クリストフは順調に音楽家として名を成していった。ペレニー伯爵夫人は、あのコレットの従妹グロチアだった。オリヴィエが殺されたあの日、クリストフは殺人を犯し、スイスに逃亡し、崇拝者ブラウンの言えにしばらく居候していたが、やがてその妻アンナとの心中未遂、そしてアメリカに渡ったはずのグロチアとの再会、そして友情。時が経ち、グロチアの娘オーロラとオリヴィエの息子ジョルジュとの結婚。「私は豊かだ、豊かだ、私の心は満たされている」そして死
読了日:01月20日 著者:ロマン・ロラン
新潮世界文学 24 ロマン・ロラン 1新潮世界文学 24 ロマン・ロラン 1感想
ミンナ、ザビーネ、アーダ、コレット、グラチアなど幾多の女性がクリストフと出会い、そして別れていった・・・「・・・すべては過ぎ去ってゆく。言葉の思い出も、接吻の思い出も、愛し合う肉体の抱擁の思い出も。だが、多くのかりそめの形が群がっている中で、一度ふれあい、互いを認めた魂と魂の接触は、けっして消えうせるものではない。・・・」クリストフと再会しても触れ合うことはなく、アントワネット・ジャナンは、肺結核で死んでしまった。25歳だった。
読了日:01月07日 著者:ロマン・ロラン

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2018/01/01

12月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:4987
ナイス数:51

アンナ・カレーニナ〈下〉 (新潮文庫)アンナ・カレーニナ〈下〉 (新潮文庫)感想
「あそこだわ・・・・・・そうすれば、あの人を罰して、すべての人から、いえ、自分自身からも、のがれらるれんだわ」
アンナが死ぬと、ヴロンスキーはトルコの戦地に向かっていった。一方、リョーヴィンとキチイの結婚生活は、まだまだこれから続いていくのです。
読了日:12月29日 著者:トルストイ
アンナ・カレーニナ〈中〉 (新潮文庫)アンナ・カレーニナ〈中〉 (新潮文庫)感想
「・・・が、今はその美しさも、優雅さも、ただ彼の心をいらだたせるばかりであった。」どのような激しい恋もいつか終わりが来るのか?
読了日:12月26日 著者:トルストイ
アンナ・カレーニナ〈上〉 (新潮文庫)アンナ・カレーニナ〈上〉 (新潮文庫)感想
「・・・しかし、彼女は夫の姿が見えなくなるやいなや、自分の手に夫の唇がふれた箇所を意識して、ぶるっと嫌悪の情に身をふるわせた」
愛妻からこんなに嫌われたら・・・
読了日:12月21日 著者:トルストイ
眼の壁 (新潮文庫)眼の壁 (新潮文庫)感想
「一望の夏野に孤独なる日輪  
達夫は口ずさんだ。その日輪のなかに、上崎絵津子の姿があった」
復讐するは我にあり!
読了日:12月18日 著者:松本 清張
わるいやつら 下 (新潮文庫 ま 1-9)わるいやつら 下 (新潮文庫 ま 1-9)感想
わるいやつらは山ほどいるが、奸計たくみに金持ちのお坊ちゃんを騙し、手を汚さず自ら欲するものを易々と手中におさめてしまうやつらが一番悪いのではなかろうか?しかし・・
・「・・・戸谷は嗤った。世間は、女性といえば必ず弱い者と決めている。一番腹黒いのは女ではなかろうか。・・・」
読了日:12月16日 著者:松本 清張
わるいやつら〈上〉 (新潮文庫)わるいやつら〈上〉 (新潮文庫)感想
「・・・これほど、人間の死について杜撰な手続きはなかった。医者に対して信頼しているからといえば体裁はいいが、何といい加減なやり方であろう」
本当に悪い奴は誰か?
読了日:12月14日 著者:松本 清張
性的人間 (新潮文庫)性的人間 (新潮文庫)感想
「・・・・結局われわれは、あの少年のように危険な痴漢になるか、痴漢であることを止めるか、そのどちらかしか道がない気がするんだ」
革命か?死か?われわれは、勝利する。
読了日:12月10日 著者:大江 健三郎
燃えつきた地図 (新潮文庫)燃えつきた地図 (新潮文庫)感想
「・・・いや、もしかすると、ぼくが自分を落としたのではなく、ぼくが自分に落とされたのではなかろうか」
最初に読んだのは、約半世紀ほど前。映画が封切りになった年(1968年)でした。年がバレルね。
読了日:12月08日 著者:安部 公房
喪失の儀礼 (新潮文庫)喪失の儀礼 (新潮文庫)感想
殺人や事故は、土曜日におきる?
読了日:12月03日 著者:松本 清張
十万分の一の偶然 (文春文庫)十万分の一の偶然 (文春文庫)感想
「偶然を待つということは、その偶然が予知されない偶然ではなくて、かならず起きるという偶然、つまり必然ですね。・・・」
読了日:12月02日 著者:松本 清張

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2017/12/01

11月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:4052
ナイス数:38

黒い樹海 (講談社文庫)黒い樹海 (講談社文庫)感想
携帯電話のない時代は、不便なようであるが、都合の良いこともある。
読了日:11月27日 著者:松本 清張
花氷 (講談社文庫)花氷 (講談社文庫)感想
ある国有地の払い下げを画策する不動産業の粕谷は・・・
読了日:11月25日 著者:松本 清張
山峡の章 (角川文庫 緑 227-30)山峡の章 (角川文庫 緑 227-30)感想
宮城県の作並温泉で、妹と夫は心中したのか?
そこには、ある見え透いた印象操作が働いていたのか?
読了日:11月23日 著者:松本 清張
人間水域 (角川文庫)人間水域 (角川文庫)感想
「絶えず権力にすがらなければ自立できないひとりの女流水墨画家がここに居る。・・・」画家たちのすざましい闘争!
読了日:11月22日 著者:松本 清張
北の詩人 (角川文庫 緑 227-35)北の詩人 (角川文庫 緑 227-35)感想
「・・・ 解放後、外国の軍隊の都合で仮に区切られた三十八度線が、このように朝鮮民族全体を二つに引き裂き、それぞれの人間の運命を決定的にしようとは予想もしなかった・・・」
侵略や戦争に翻弄された詩人の運命は・・・
読了日:11月20日 著者:松本 清張
新装版 虚線の下絵 (文春文庫)新装版 虚線の下絵 (文春文庫)感想
4つの短編集。「与えられた生」:与えられた生は、余生か?
「虚線の下絵」:再婚した妻は・・・
「通過する客」平穏無事が一番?
「首相官邸」:未読
読了日:11月17日 著者:松本 清張
分離の時間 (新潮文庫 ま 1-30)分離の時間 (新潮文庫 ま 1-30)感想
分離とは、危険な時間である。
読了日:11月13日 著者:松本 清張
不安な演奏 (文春文庫)不安な演奏 (文春文庫)感想
ラブホテルでの二人の男の密会を、興味本位で録音してみたら・・・
読了日:11月10日 著者:松本 清張
死の枝 (新潮文庫)死の枝 (新潮文庫)感想
11編の短編集である。罪を逃れようと悪戦苦闘している犯人たちの悲しい末路・・・
読了日:11月08日 著者:松本 清張
犯罪の回送 (角川文庫)犯罪の回送 (角川文庫)感想
酒樽のトリックには、参りました(*- -)(*_ _)ペコリ
読了日:11月07日 著者:松本 清張
翳った旋舞 (角川文庫 (6072))翳った旋舞 (角川文庫 (6072))感想
順子、よくやった。偉い!!
読了日:11月02日 著者:松本 清張

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